ハーディ　ＬＲＨ　ライトウェイト　ヘビーＵラインガード＆サイレントチェック　フライリール 往年のハーディ　ＬＲＨ ライトウェイト　フライリールです。 １９５１年に登場したライトウェイト級のリールで、以来「６６年」、殆ど改良もなく現在に至っています。 ハーディー社２代目社長ローレンス・ハーディーと彼の技術スタッフが生んだこのリールは、ハーディーリールの全てを代表する存在です。 このシリーズのリールは、世界各社のリール製造技術向上に影響を与えたのは間違いありません。 キャストスチールの軸、ステンレススチール製のラインガード、簡便なレギュレーター、左右相対ポールによる配置転換等、ユーザーの要望を多くを組み込んでおり、非常に画期的なものだと思います。 これ以前のリールのスプールは、殆どが「ガンメタ・カラー」でしたが、研磨したアルミニューム・フェイスを採用した事は、当時として非常に異色で斬新だったと思います。 ＬＲＨライトウェイトは、「ローレンス・ロバート・ハーディー」のイニシャルを冠したライトウェイト級のリールの代表として命名されたものです。 当初はスプールに穴が開いていないものもありましたし、ラインガードも「Ｌ型」の華奢なものが付いていました。 初期型は埋め込まれた様な「凝った」造りでしたが、後期型は簡略化されています。 Ｌ型の次に発表されたリールは「ヘビーＵ」と言われ、ラインガード・タイプでは「２代目」です。 丈夫なのに非常に軽量なＬＲＨシリーズに、何故こんなゴツイものを選んだのか良く分かりませんが、最終的に現在のシャープなＵ字型に進化しています。 今回のリールは、この「ヘビーＵ」に強力なドラッグ機構を付加した「サイレント・チェック」仕様です。 内側にあるブレーキ機能のフェルトが付いた金具を固定している「スナップリング」を外すと、「右手巻」「左手巻」の変更が出来ます。 仕様は下記の通りです。 製造年月　：　１９６０年代 サイズ　：　３ 3/16　（８ｃｍ） 対応ラインとバッキング DT4F+25m WF5F+40m 付属品　：　無し