茶道で、花寄の時などに使う屏風です。　花寄せでは一年中使いますが、一面に葦簀を縦にはって、胡麻竹6本で押さえてあるのが、6面蝶番で繋げてある、6曲の屏風です。　胡麻竹の桟に、花釘を差し込んで、掛け花入を掛けて使います。写真は一間床に据えたところを写していますが、一面の幅が51.5cm ありますので、もう少し幅をとっておいた方がいいかもしれません。 裏千家のお家元では、脇の廊下に置かれているのを見たことがあります。 4曲にして、一間床に据えたところも、写真に撮っておきました。 茶道で使う花寄屏風ですが、夏に間仕切りに使って、一面にかけ花入に花を入れるという演出で、涼しげな風情を楽しむこともできそうです。 茶道具は、真新しいものよりも、古い、時代のついたものを好みますが、この花寄屏風ば、枠の杉だと思いますが、焼けていい雰囲気になっていると思います。 使用、保管していますので、多少の当たり傷などはありますが、大きな傷、損傷はありません。 高さは145cm、6枚畳んだ時の厚みは 17cmになります。 屏風と、花釘7個のみの出品で、花入は添っておりません。 新品ではないことをご了解いただいた上で、ご購入お願いいたします。